醤油の栄養価 効能

1月 22nd, 2010

しょうゆの起源については諸説ありますが、最も有力な説としては、″ひしお (醤)″というしょうゆの原形で、みそのようなものが奈良時代に中国から伝来したとのこと。いまのようなしょうゆの形になったのが室町時代。その後、江戸時代になって大規模に作られるようになったといわれています。実は長い歴史を持つ調味料ですから、日本の自慢調味料として世界各地の食生活に浸透させたいものです。

しょうゆに栄養は特にありませんが、風味と食欲を増す成分が含まれています。それは、グルタミン酸などのアミノ酸類、それに香気成分などです。こうしたうまみ成分の働きによって独特の風味と味わいが作り出されるのです。

また、他の食べ物と一緒にすることで、多少の薬効を得ることができます。熱を冷まし、胸苦しさを除き、食品の解毒をし、やけどや虫刺され、湿疹などの効用です。なかでも生ものの解毒作用は比較的効き目があります。お刺し身にしょうゆを用いてきたのには、この解毒作用を期待したからなのでしょうか。

食卓の調味料として欠かせないしょうゆですが、ほんのちょっとした薬効なら利用価値がありそうです。

胃腸を整える
胃やおなかの調子がどうもすっきりしないというときには、生じょうゆが効果的です。番茶と生じょうゆで胃腸が整い、食欲も進んでくるというわけです。
あつあつの番茶に生じょうゆをほんの少量加え、これを飲むだけ。しょうゆは、混ざりもののない生じょうゆを使います。
また、胃腸の調子が悪く、それに疲れがプラスされているときには、さらに梅干しをつぶして一緒に飲みます。梅干しのクエン酸が新陳代謝を促して疲労も回復させてくれます。

虫刺されにはちみつ入り湿布
蚊やはちなどの虫に刺されたら、しょうゆをほんの少量、それに同量のはちみつを加えて、ちょっと電子レンジなどで温めて、それを刺されたところに湿布します。しばらくするとかゆみがうすれてきます。
運動で突き指したときなども、この方法で温湿布をしておくと、痛みが徐々にうすれていきます。手元に市販の温湿布などないときにどうぞ。

湿疹には酢を加えて塗る
皮膚に湿疹ができたとき、それもかなりひどい状態で、かゆみを伴う場合には、しょうゆに酢を加え、それを湿疹部分に塗っておくと、かゆみがとれ、湿疹も治まってきます。1回ではなく、何回も繰り返し塗ると、早くよくなるようです。酢の殺菌作用で炎症を抑え、しょうゆで毒を取り除くからと思われます。

室内の悪臭除去に
部屋の中にたばこのにおい、ペットのにおいがするといったときにもしょうゆが効果的です。
フライパンにしょうゆを入れ、少しの間焼き焦がすわけです。しょうゆの焦げた香りが部屋に広がり、悪臭を除去してくれるというわけです。悪臭も少しならこの方法が役立ちます。

みその栄養価 効能

3月 27th, 2009

 みそは日本人が作り出したものとばかり思っていましたが、これは少し違うようです。歴史によれば、紀元前二200年ごろ、古代中国にみその原形のような調味料が存在していたというのです。このみその前身がどのようなものだったのかは、歴史に残されていませんが、奈良時代に朝鮮半島を経て日本に伝えられたといわれています。もしかしたら、正倉院の中にいまも保存されているかもしれません。

 その後は、全国各地に広がり、それぞれの気候最近の研究では、みその中には発ガン物質を抑える物質が含まれていることも判明してきました。ですから、調味料としても大いに利用するようにしたいものです。

 薬効としては、肝機能を高める、風邪予防などがあげられます。

肝機能を高めるみそ汁
 みその原料の大豆には、必須アミノ酸が含まれています。この必須アミノ酸は、アルコールなどを分解する作用があるといわれ、また、魚や肉と一緒に料理すると、その毒も消すということです。二日酔いなどでアルコールを早く消したいときには肝機能を高め、早くアルコールを分解するため、みそ汁を飲むようにします。
 お酒の席で、途中か最後にみそ汁がすすめられるのも、このような理由があるからなのです。また、たばこはニコチンの影響がありますから、同様にみそ汁により解毒したほうがいいでしょう。毎朝のみそ汁一杯は、いろいろな意味からも、おすすめというわけです。ただし、塩分が強いので、風土に合ったみそが出来上がっていったというわけです。〝手前みそ″という言葉は、各家で作られたみそを自慢したことに由来したものといわれています。

 いまでは、産地別に特徴のあるみそが生まれ育ってきました。江戸みそ、信州みそ、仙台みそ、名古屋みそといったようにです。
 みそは、良質の蛋白質を含み、ビタミン、ミネラルも豊富です。栄養的にみても、ご飯とみそ汁の組合せは、理想的ともいえるわけです。さらに、とりすぎは禁物。特に高血圧の人は、みその種類を選ぶ、みそ汁の実を工夫する、濃度に気をつけることです。

風邪のひき始めにねぎみそ 
かぜのひきはじめにはみそが効果的。ねぎを半本ほど細かく刻み、みそを10gほど加えて、あつあつのお湯を注いで飲むのです。ねぎの身体を温める作用で、発汗作用が促進されて、熱っぽさがとれてきます。ひき始めが最も効果的ですから、おかし
いな、と思ったときにすぐ飲むことです。

腹痛や頭痛に洒入りみそ汁
 ほんの少しおなかが痛いときや、頭が痛いときにもみそ汁でおなかを温めたり、発汗を促したりして回復させます。それには、ちょっと甘めのみそ汁を作り、そこに少量のお酒を加えて、熱くして飲みます。身体が全体に内側から温まりますから、おなかの痛みもうすれ、また発汗しますので、頭の痛さも消えていきます。