しいたけの栄養価 効能

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生しいたけを乾燥することで作られる干ししいたけには、生のものと違ってビタミンDが多量で、香りやうまみ成分のグアニル酸もたっぷり含まれています。ゆえに、昔から珍重されてきましたし、原産地中国では不老長寿の食品の一つとして、中国料理の材料に大いに用いられてきたのではないでしょうか。

注目の成分ビタミンDですが、これは干ししいたけに含まれているエルゴステリンという成分が、日光により変化した状態なのです。そして、ビタミンDの身体への働きといえば、カルシウムやリンの吸収促進をし、骨を丈夫にし、発育させることなのです。骨は身体の支え構造。必要不可欠の栄養素といえましょう。

また、しいたけ成分のフィトステリンは、コレステロールの代謝排泄を促進するといわれ、その働きゆえに、動脈硬化、高血圧、糖尿に有効であるとされています。他に、血圧を下げる補助成分
としてビタミンB12も含まれています。

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さて、最近の研究により確認されたのは、胞子に含まれている成分です。この成分に強力な抗ウイルス性の物質生成作用があることから、抗ガン作用のほか、風邪にも働くことが判明してきたのです。

それに、ビタミンB1、B2、B12、C、アラニン、ロイシン、各種ミネラルが含まれ、特にビタミンB類は造血作用を促しますから、貧血や肝機能にも働くというわけです。

もともとは、かつお節、昆布と並んでうまみだしのべスト3材料でもあるわけですから、調味料としても、干ししいたけを時々は用いたいものです。

熟のある風邪には煎じ液を

しいたけの胞子の抗ウイルス生成作用により、風邪にも効果があります。これは、風邪の妙薬として知られてきた療法です。ひき始めの熱やせきに試してみては。干ししいたけを5~6枚、水300cc、それに氷砂糖を2~3個加え、弱火で加熱して半量になるまで煎じます。これを熱いうちに飲みましょう。身体の中から温まり、発汗が促され、熱が下がってきます。またせきも止まりますので、ちょっと風邪っぽいな、と思ったら煎じ液を飲んでみてください。

痔に効くしいたけ粉末

ふりかけは簡単ですぐに食べられるところが便利ですが、ふりかけではなく、単に粉末にしておくとなにかと重宝です。特に痔のためには粉末が功を奏するようです。干ししいたけを加熱して湿気を除き、それをミキサー、すり鉢、おろし金などで粉末にするのです。
この粉末を1回小さじ1杯ほどをお湯と一緒に、薬を飲むようにして飲みましょう。おなかのすいているときのほうが効き目がいいもの。飲むのは一日2回くらいを目安にします。

不眠には手作りのしいたけ酒を

ビタミンD効果は骨を丈夫にするだけではないのです。神経を落ち着かせる、イライラを静めるといった作用もあるのです。不眠やイライラにはしいたけ酒がおすすめです。すぐに出来ますから、眠れないときにどうぞ。生しいたけをさっとあぶり、湯のみに入れ、そこにお欄したお酒を注ぎます。お酒ですから大体100ccくらいが目安ですが、飲めない人は、あぶったしいたけを刻み、そこに熱湯を注いでもいいでしょう。生でも干したのでもどちらでもいいのですが、干ししいたけのほうが効果ありです。

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高血圧にしいたけふりかけを

しいたけが動脈硬化、高血圧症に効果があることはよく知られています。研究によると、毎日とり続けると、1週間でコレステロール値が下がったとのことです。生でも、干したのいずれでもいいのですが、干ししいたけの場合は一日9gと少ないので簡単です。といっても毎日食べ続けるには工夫がいりますから、一方法としてふりかけにしてはいかがでしょうか。干ししいたけの汚れをふき取ってきれいにし、鍋の中でちょっと加熱して湿気を飛ばし、いります。それをミキサーで粉末にするか、すり鉢でくだくか、おろし金でおろします。ごまや塩をほんの少し加えます。

糖尿には即席スープ

糖尿病には、煮て食べるのがいいのですが、毎日となると大変。そこで即席スープを常食してみては。干ししいたけをできるだけ細かく刻み、茶碗に入れて、あっあっのお湯を注ぎ、よくかき混ぜてしばらくおき出来上り。毎日飲むように。

干ししいたけをもう一度干す

いまの干ししいたけは、電気乾燥していますから、ビタミンD含有も少ないのです。干ししいたけを購入したら、晴天で太陽がのぞいている日に、一日干しておきます。これでビタミンDも豊富になり、より効果的でしょう。
干ししいたけを使うときですが、充分にもどすのがコツ。もどし方が足りないと、グアニル酸がうまく作られないからです。でも反対に、あまり長く水につけておいても、しいたけそのものの味が失われてしまうことに。そこで、砂糖を少量加えたぬるま湯につけると、早くもどり、うまみも逃がしません。お試しください。

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