みその栄養価 効能

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みそは日本人が作り出したものとばかり思っていましたが、これは少し違うようです。歴史によれば、紀元前二200年ごろ、古代中国にみその原形のような調味料が存在していたというのです。このみその前身がどのようなものだったのかは、歴史に残されていませんが、奈良時代に朝鮮半島を経て日本に伝えられたといわれています。もしかしたら、正倉院の中にいまも保存されているかもしれません。

その後は、全国各地に広がり、それぞれの気候風土に合ったみそが出来上がっていったというわけです。〝手前みそ″という言葉は、各家で作られたみそを自慢したことに由来したものといわれています。

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いまでは、産地別に特徴のあるみそが生まれ育ってきました。江戸みそ、信州みそ、仙台みそ、名古屋みそといったようにです。

みそは、良質の蛋白質を含み、ビタミン、ミネラルも豊富です。栄養的にみても、ご飯とみそ汁の組合せは、理想的ともいえるわけです。さらに、最近の研究では、みその中には発ガン物質を抑える物質が含まれていることも判明してきました。ですから、調味料としても大いに利用するようにしたいものです。

薬効としては、肝機能を高める、風邪予防などがあげられます。

肝機能を高めるみそ汁

みその原料の大豆には、必須アミノ酸が含まれています。この必須アミノ酸は、アルコールなどを分解する作用があるといわれ、また、魚や肉と一緒に料理すると、その毒も消すということです。二日酔いなどでアルコールを早く消したいときには肝機能を高め、早くアルコールを分解するため、みそ汁を飲むようにします。
お酒の席で、途中か最後にみそ汁がすすめられるのも、このような理由があるからなのです。また、たばこはニコチンの影響がありますから、同様にみそ汁により解毒したほうがいいでしょう。毎朝のみそ汁一杯は、いろいろな意味からも、おすすめというわけです。ただし、塩分が強いので、とりすぎは禁物。特に高血圧の人は、みその種類を選ぶ、みそ汁の実を工夫する、濃度に気をつけることです。

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風邪のひき始めにねぎみそ

かぜのひきはじめにはみそが効果的。ねぎを半本ほど細かく刻み、みそを10gほど加えて、あつあつのお湯を注いで飲むのです。ねぎの身体を温める作用で、発汗作用が促進されて、熱っぽさがとれてきます。ひき始めが最も効果的ですから、おかしいな、と思ったときにすぐ飲むことです。

腹痛や頭痛に洒入りみそ汁

ほんの少しおなかが痛いときや、頭が痛いときにもみそ汁でおなかを温めたり、発汗を促したりして回復させます。それには、ちょっと甘めのみそ汁を作り、そこに少量のお酒を加えて、熱くして飲みます。身体が全体に内側から温まりますから、おなかの痛みもうすれ、また発汗しますので、頭の痛さも消えていきます。

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