あずきの栄養価 効能

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『古事記』 の食物創生神話にあずきが登場していることから、栽培起源の古い作物として扱われてきました。
原産地は中国北部で、日本へは三世紀ごろに伝えられたといわれています。正月十五日にあずきがゆを食べ邪気を払うなど、あずきはお祝い事に用いられることが多いものですが、その成分から、漢方薬としても古くから利用されています。

漢方では〝赤小豆″と呼ばれ、赤小豆湯などは腎炎のむくみに効果のある処方です。ですから、あずきは、単なる祝賀料理として、赤飯やあずきがゆ、汁粉などに用いられたのではなく、その薬効も含めて料理に使われたといえましょう。

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あずきの主成分は、澱粉、蛋白質ですが、蛋白質は大豆ほどの栄養分を備えてはいません。ビタミンB1はエネルギー代謝を促しますから、筋肉痛、二日酔い、夏バテには有効な成分です。また、サポニンと食物繊維成分は、腸を刺激する作用がありますので、利尿、便通を促します。ですから、むくみに薬効があるといわれるわけです。他に、ビタミンB2 カルシウム、リン、鉄分なども含んでいます。

むくみ、利尿に煎じ液を

あずきのサポニン成分により、顕著な利尿作用があることは、昔から知られています。腎臓や心臓病などでむくみのあるときには、あずきの効果を試してみてもいいでしょう。
あずき30gを550ccの水で半量になるまで煎じ、この煎じ液を一日3回分として飲みましょう。便通もよくなり、利尿作用が効き、むくみもうすらいできます。
また、脚気などからのむくみには、あずきを煮て、ご飯代りにそのまま食べます。一回50gくらいを目安に。少し塩味などにすると食べやすいもの。ただ味つけは薄めを守ること。次第にむくみやだるさもとれてきます。

水太りの人は煎じ液を

それほど、食べすぎるわけではないのに、なんとなく太りぎみの人がいます。水分などのとりすぎで太っていることが多いものですから、利尿作用を促すことが必要です。
あずき30gを水500ccで半量になるまで煎じ、これをお茶代りに飲むのです。利尿作用がありますから、徐々にすっきりとしてくるでしょう。

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二日酔いに効く解毒効果

体内にアルコール分が残るほどお酒を飲んだ状態が二日酔いです。一刻も早く体内のアルコールを除く手だてが必要です。それにはあずきの解毒作用を利用してみたいもの。
あずき30gを水400ccで半量になるまで煎じた液を飲みます。数回に分けて飲むのですが、割合すみやかにアルコール分が排泄され、あとがさわやかな気分になれます。

はれものには大根おろしを混ぜて湿布

皮膚にはれものができたときには、あずきの湿布で除きます。
あずきの粉を大根おろしと一緒に練って、ガーゼにのばし、それを皮膚のはれたところにはりつけて湿布します。大根の冷やす作用とあずきの消炎作用ではれが治まります。

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