酢の栄養価 効能

シェアする

『旧約聖書』 の中に酢という言葉が表われているといいますから、そのころから酢が使われていたと想像できます。
日本には、奈良時代に中国から伝えられたといわれています。お酒が変敗すると酢になることから、お酒とともに誕生したと伝えられています。酢は英語でビネガーといいますので、西欧ではやはりワインが登場したことと何か関係があるのでしょうか。

酢の主成分は酢酸、他にコバク酸、リンゴ酸などの有機酸、グリセリン、アルコール類、アミン類なども含まれています。こうしたさまざまな成分がお互いに作用し合い、酸味、風味、香りを作りあげています。

スポンサーリンク

また、酢にはいろいろの効用があります。酸味の働きによって、胃液の分泌が促され、食欲が増し、消化が促進されます。最も大きな働きは殺菌作用です。食べ物を直接殺菌することはもちろん、身体の殺菌も助けますから食中毒の予防にも効用があります。さらに、酸味は疲労を回復し、イライラを静める薬効ももっています。しかも、酢を使うことによって塩分を減らせますので血圧の高い人にも効用があるというわけです。

醸造酢、合成酢があり、調味にも広く利用されていますが、さらに活用を広げていきたい調味料といえましょう。

疲れたときには酢とはちみつを

疲れとは、筋肉に乳酸がたまる状態ですが、酢の作用で乳酸が燃焼されますから疲れがとれるというわけです。
りんご酢30cc、はちみつ30ccを水200ccに溶いて飲むようにすると効果的です。りんご酢がない場合には、米酢5ccでもかまいません。これも水に溶いて飲みましょう。酢の香りが気になる人ははちみつを加えても。

また、二日酔いにも肝機能を高めますから、りんご酢や米酢をお湯で溶かして飲みます。

眠れないときに酢を飲む

酢には疲れを回復し、イライラを静める作用があります。
米酢を15ccほど、そのまま飲んで寝ます。2時間くらいすると、神経が休まってきます。

風邪にポン酢

風邪にポン酢というのは裏づけがあるのです。それは、ドイツの学者が発表したとのことですが、酢の成分、酢酸はコレステロールを作り、このコレステロールから副腎皮質ホルモンが作られるというのです。風邪にかかったとき、この副腎皮質ホルモンがウイルスを破壊するのに役立つそうですから、副腎皮質ホルモンを作る酢を飲むという結果につながるわけです。
風邪にはやはり酸味が効く、ということになるのでしょう。柑橘類も手放せません。

スポンサーリンク

水虫には酢の殺菌効果を

水虫で困っている人は酢で殺菌してみてはいかが。あまり効かない、とあきらめてしまう人がいますが、根気が必要です。1回くらいでは効用のない方法ですから、あきらめずに続けて。
熱した酢を洗面器に一杯入れ、その中に足などを浸して殺菌します。冷めたら再び温めて、これを3~4回繰り返し、一日1回を数週間続けます。

わきがは酢でふく

わきがは汗腺の汚れなどが原因で、細菌が繁殖して起こる場合が多いようです。それには酢の殺菌力を利用します。
カット綿に酢をしみ込ませ、それでふきます。酢の働きが抑えられ、汗腺も引き締まるのでよくなります。特に夏は毎日続けることが大切です。

しゃっくり止めに酢

しゃっくりが出るときは不思議です。アルコールを飲みすぎたりすると出てくるのですから。こんなときは、いろいろな方法を試してみた人が多いはず。いちばん効果的なのは、米酢を盃1杯程度、一気に飲むことです。ちょっぴり香りがきついのですが、そこは我慢です。
どのような作用があるのかはよく知りませんが、うそのように、ぴたりと止まるから不思議です。

おむつ洗いの仕上げに酢

赤ちゃんのおむつを洗ったあと、柔軟剤ではなく酢を使うと、より効果的です。おむつに残留するアンモニアを酢が中和しますから、かぶれを防ぎ、やわらかさも保てるわけです。
すすぎの最後に酢を200cc入れて洗濯機を回し、あとは干し上げるだけ。この方法は、せっけんでシャンプーをしたあとの髪にも使えます。

魔法瓶のキラキラ取り

魔法瓶も使い続けていると、キラキラと光る物質が底にたまることがあります。これは水中の物質が反応し、それが瓶の内膜をはがした結果で、特に害はありません。でも除いておきましょう。
酢200ccを入れ、水を加えてそのまま放置し、あと水洗いするだけで、すっかり除けます。

ウールは酢を入れて洗う

ウールのセーターでも色落ちはあるもの。必ずテスト(濃いめの洗剤液でこする)をしてから洗うこと。色落ちするものは、水2ℓに洗濯用中性洗剤、酢30ccほど入れた中で洗います。酢がウールの染料に働いて色落ちが防げるというわけです。でも、あまりひどい色落ちはドライクリーニングするのが適しています。

スポンサーリンク

シェアする