しその栄養価 効能

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しそは料理の名脇役でもあるわけですが、これにもきちんとした理由があります。例えば刺し身のつまに使われるしその実。これは香り成分の持つ防腐作用で、魚の毒などを中和する効用があるから添えられているのです。飾りや見た目のために添えられているのではなく、生活の中から生み出された知恵、まさに、薬草と食べ物とは薬食同源といえましょう。しそには防腐だけではない幅広い薬効があります。風邪のせき止め、健胃・整腸、鎮静、下痢、腹痛、食中毒、切り傷、神経痛などに利用できます。
栄養面からみても、豊富であることがわかります。ビタミンA、カルシウムが多く、ビタミンB1、B2、C、鉄分を含んでいるのです。薬味としてだけでなく薬としても利用価値ありです。

風邪には煎じ液

風邪で、寒気や発熱があるときに、煎じ液を飲むと発汗して楽になります。しそ6~10gを水200ccで半量になるまで煎じます。その煎じ液を一日数回に分けて飲みます。これで、せきやたんが止まるようになり、案外早くよくなります。また、煎じ液にしょうが汁を適量加えると、発汗が進んでより効果的です。

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魚による食中毒の解毒剤

新鮮なしそ10gくらいをガーゼに包んでたたいてからしぼり、そのしぼり汁を飲むようにします。あるいは、乾燥させた葉5gを水100ccほどで煎じ、それを飲んでもいいでしょう。しその葉に含まれるぺリラアルデヒドが殺菌の働きをしますから、効果があるというわけ。魚の食中毒とは、吐き気があって胸がむかつき、下痢が伴うようなときです。早めに飲むことが先決です。

食欲増進剤として

しその香りには、胃液の分泌を促す作用があり、健胃・整腸に効果があります。葉を風通しのいい所で乾燥させておき、10gを水200ccで煎じ、これを飲むと食欲増進になります。また、それほどぐあいが悪くない場合には、しそご飯、しそときゅうりの即席漬けなどで食欲を回復させるのも効果的です。

下痢や腹痛にはしそ茶

夏時の寝冷え、クーラーの効きすぎによる体調の変化、特に下痢や腹痛には、しそ茶がおなかにやさしい飲み物です。夏はどうしても冷たい飲み物が欲しくなりますが、一目のうち1回は熱い飲み物にしたはうがいいでしょう。
しそ茶は、しその葉を刻んで熱湯を注ぐか、陰干しした葉を細かくして熱湯を注いだものです。このしそ茶に梅肉を刻んで加えると、なお効果があります。しそには、精油成分がありますから、この働きにより腸が整うようになるのです。

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イライラにはしそ酒

しそには神経のイライラを静める作用もあります。この作用を利用したのがしそ酒。しその葉200gを洗い、半乾燥にし、それに氷砂糖200~300g、ホワイトリカー1.8リットルを注ぎ、そのまま保存します。半月ほどで変色してきたらしその葉を取り出し、さらに2か月くらい保存し、ガーゼでこして出来上り。神経が高ぶり、眠れない場合には、しそ酒を盃1杯ほど飲みます。

切り傷にはもみ汁

切り傷、擦り傷にしその葉をもんで直接汁をつけると、止血作用によって割合早く元どおりにすることができます。かなり大きな傷でも効果的。

しそ風呂の効用

しその葉を刻んで布袋に入れ、湯の中に浸しましょう。香りもいいのですが、血行を促し、身体を温めてくれますから、神経痛、リューマチ、冷え性などに効果があります。また、皮膚にも刺激があり、肌がすべすべになります。

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