しめじ、なめこ、えのきだけの栄養価 効能 

12月 6th, 2008

しめじは、「においまつたけ、味しめじ」といわれ、味がいいのが特徴です。栽培には、瓶の中におがくずを詰め、菌を植えつけて、空気調節した室内で作ります。しめじと本しめじと天然しめじがあり、本しめじは歯ごたえ、形がいいので人気があります。

なめこには、カリウム分があり、血圧の高い人が食べるとナトリウムが減少し、血圧が下がります。なめこのぬめりは、ブドウ糖が結果してできたものとのこと。軸よりかさのほうに多く含まれています。腐りやすいので早めに使うことです。

えのきだけは独特のうまみがあり、くせがなく歯ざわりがよくおいしいもの。成分としては、アスパラギン酸やグルタミン酸が主なものです。歯ざわりだけでなく、味もあるわけです。このように、それぞれのきのこには味に特徴があり、使い方もそれぞれです。

でも、最近注目されているのは、抗ガン物質があるかもしれない、といわれていることです。それは、きのこ栽培が盛んな町からの報告ですが、毎日10gずつきのこを食べているこの町の人には、ガン発生率が低く、健康で長生きしている人が多いというものです。きのこの効用については、現在でも、この町で研究中なのですが、きのこの成分の一つ、レンチナンに抗ガン作用があるのではないか、といわれています。

栄養的には、ビタミンB1、B2、C、ミネラル類、グアニル酸、アミノ酸などのうまみ成分です。香りと歯ざわりだけが特徴とされてきたようですが、これからはガン予防を期待したいものです。

わかめの栄養価 効能

12月 3rd, 2008

 わかめは昆布と並んで私たちにはなじみの深い海藻です。わかめの字には、和布、若布などの文字があてられていました。
 若の文字が使われたのは、若返りの縁起物にあやかってのこと。わかめの栄養をみると、ビタミン類、鉄分、リン、カルシウムが含まれているのですが、なかでもカルシウムが豊富で、これが健康維持に効果があるようです。カルシウムの効用といえば、骨に大きな影響を及ぼしますから、成長期の子供には欠かせない成分といえましょう。

 また、アルギン酸硫酸エステルは、コレステロールや脂肪が蓄積するのを防ぐ働きがあり、ビタミンの中でもKは比較的多く含まれていますから、肝臓で生成される蛋白質アルブミンに関係して、肝臓の機能をアップすることに働きがあるといわれています。

 最近では養殖わかめも多く出回り、しかも一年中ありますから、アルカリ性食品の一つとして、つとめてバランスよく食卓にのせていきたいものです。

 特に肝機能を高めてくれる働きがありますから、二日酔い、飲みすぎて少しむくみぎみのときには、わかめたっぷりのみそ汁、酢の物などを食べるようにするといいでしょう。

 天然のものと養殖のものがありますが、栄養的な差はそれほどありません。ただ、生と乾燥したものとでは、乾燥品にミネラルが多くなります。

 漢方の古書に、「わかめは水を利し、酒毒を解する」とありますので、きっと効果的な働きをしてくれることと思います。

昆布の栄養価 効能

12月 1st, 2008

 四方を海に固まれた日本では、昆布やわかめなど海藻類とのつき合いがうまく、暮しの冠婚葬祭にもいろいろと取り入れてきました。長寿県、沖縄ではなんと昆布の消費量が日本一との結果が出ていますから、長生きと昆布は大いに関係があるといえましょう。

 日本が昆布を利用しはじめたのは、奈良時代といわれています。実に長い歴史のある食べ物なのです。また、日本のように日常的に利用している国はまれで、特に中国の奥地やアメリカ内陸部などでは見たことすらないのです。ですからその地域では、ヨード不足による甲状腺腫、粘液水腫が問題になったそうです。

 以来、西欧でも昆布に対する研究が進み、最近では昆布中の種々の成分が水腫、高血圧に効果があることがわかり、注目され食卓にのるようになってきたわけです。

 昆布の成分は、糖質、蛋白質、ビタミン、ミネラルなどですが、ヨードは特筆すべき成分です。このヨードは甲状腺ホルモンの分泌を促して、新陳代謝をよくする働きがあります。また、近年注目された血圧を下げる成分は、アラニンで、血中コレステロール値を下げることから高血圧、動脈硬化に効果があります。うまみ成分のアルギン酸は多くの繊維質と一緒に腸の働きを助け、便秘に効用をもたらします。

 なかなか薬効のある食べ物というわけですが、だしに使用するほかは昆布巻き、おでん種、つくだ煮ぐらいで、もう少し料理レパートリーを増やして食べたいものです。

 昆布を使うとき、表面についている汚れのような白い粉をふき取るわけですが、これは、グルタミン酸とマンニットですから、洗い流さずに、必ず乾いた布でふき取るようにします。だしには、昆布の繊維に対して垂直に2~3か所切れ目を入れておくとうまみがよく出ます。

 さて、だしをとったあとの昆布ですが捨てずに利用を。短冊切りにし、水をたっぷり加えてよく煮、しょうゆ、酒、みりんで味をつけ、さんしょうの実を加えて煮含めます。

高血圧には粉末にして
 昆布の粉末としては昆布茶が市販されていますが、これはかなり塩分が強く、血圧の高い人には逆効果ともなります。
 血圧の高い人は乾燥した昆布をミキサーなどで粉末にしておき、これを利用するといいでしょう。この粉末を一日3回3~5gずつ、このまま飲むか、あるいはお湯に溶かして飲みます。昆布成分の働きで、3か月くらいすると、血圧も下がってきます。ぜひ試してみて。

慢性気管支炎に湯通しで
 昆布は気管支炎、暗息にも効き目があることが知られています。特に老人の慢性気管支炎に効果ありです。
 昆布を洗い、3~5cm幅に切り、これをお湯に入れて少しやわらかくします。あまりくたくたにしてしまわないように。これに、ほんの少し砂糖をまぶして食べるのです。朝晩大体3~4枚くらいずつです。これで気管支炎が治まってくるでしょう。

くるみの栄養価 効能

11月 30th, 2008

 原産地ヨーロッパでは貴族の美容食として愛好されてきたくるみ。ヨーロッパ東南部からベルシア、そして中国へと伝えられました。中国でも美容食として高貴な人々に愛されたそうです。 このくるみを最も愛用していたのは西太后だったとか。長寿の西太后が、年をとっても肌がなめらかで、潤いがあったのは、くるみの力によるものだったのです。くるみをそのまま食べていたの
ではなく、〝胡桃酷″という中国風のくるみのお汁粉を好んだといわれています。くるみには美容食としての力が秘められていたのです。

 そのくるみの成分ですが、脂肪分、蛋白質、ビタミン類、ミネラルが主なもの。脂肪分は大半を不飽和脂肪酸、リノール酸が占めていますから、エネルギーはあっても植物性脂肪酸なので肥満予防に役立つというわけです。

 薬効としては、腎機能を高め、せき、便秘などに効果があります。
 ただ、食べすぎはかえって障害になります。特に高齢者は気をつけて。

動脈硬化にくるみを食べる
 くるみの成分には不飽和脂肪酸が多いので、常に食べていると、血管を丈夫にして、血液の中の老廃物を排除することになり、結果的には動脈硬化予防になるのです。
 動脈硬化が予防できれば、血管は若さを維持できますので、元気で健康が保てます。


せきにはくるみとしょうがを

 くるみにはせきを抑える効用があります。
 くるみ1個分、それにしょうが1かけを刻んだものを食べます。続けて食べていると、せきがだんだん治まってきます。
 できれば朝晩食べましょう。

便秘に溶しぐるみ
 腸を潤す作用が優れていますから、胃腸の働きを促し、便秘に効果的です。
 くるみ、ごまをそれぞれ30gずつ、すり鉢ですりつぶし、これに熱湯を注ぎ、飲みましょう。がんこで、おなかの痛くなる便秘にも効果があり、自然に便通がよくなります。

寝つきの悪いときの安眠食
 枕が替わると寝つかれない、神経がピリピリして眠れない、といった不眠がちな人にもくるみは功を奏します。
 寝る前に1~2個食べると、神経がゆったりして安眠できるようになります。神経質で寝つきの悪い人はお試しを。

たんにははちみつ入り
 たんに悩む人にはくるみが効果的です。ただ、続けることが大切です。
 くるみをすり鉢で粗めにすりつぶし、そこにはちみつを加えて練ります。これを小さじ1杯くらいずつ口の中で溶かすのです。しだいにたんがきれてきます。

風邪の頭痛にくるみ湯
 くるみ、長ねぎ、麦茶、しょうがを用意し、いずれも8gを水200ccで7分目まで煎じ、熱いうちに飲みます。
 身体の中から温まり、汗が出て、頭痛もよくなってきます。

しいたけの栄養価 効能

11月 29th, 2008

 生しいたけを乾燥することで作られる干ししいたけには、生のものと違ってビタミンDが多量で、香りやうまみ成分のグアニル酸もたっぷり含まれています。ゆえに、昔から珍重されてきましたし、原産地中国では不老長寿の食品の一つとして、中国料理の材料に大いに用いられてきたのではないでしょうか。

 注目の成分ビタミンDですが、これは干ししいたけに含まれているエルゴステリンという成分が、日光により変化した状態なのです。そして、ピタミンDの身体への働きといえば、カルシウムやリンの吸収促進をし、骨を丈夫にし、発育させることなのです。骨は身体の支え構造。必要不可欠の栄養素といえましょう。

 また、しいたけ成分のフィトステリンは、コレステロールの代謝排泄を促進するといわれ、その働きゆえに、動脈硬化、高血圧、糖尿に有効であるとされています。他に、血圧を下げる補助成分
としてビタミンB12も含まれています。

 さて、最近の研究により確認されたのは、胞子に含まれている成分です。この成分に強力な抗ウイルス性の物質生成作用があることから、抗ガン作用のほか、風邪にも働くことが判明してきたのです。

 それに、ビタミンB1、B2、B12、C、アラニン、ロイシン、各種ミネラルが含まれ、特にビタミンB類は造血作用を促しますから、貧血や肝機能にも働くというわけです。

 もともとは、かつお節、昆布と並んでうまみだしのべスト3材料でもあるわけですから、調味料としても、干ししいたけを時々は用いたいものです。

熟のある風邪には煎じ液を
 しいたけの胞子の抗ウイルス生成作用により、風邪にも効果があります。これは、風邪の妙薬として知られてきた療法です。ひき始めの熱やせきに試してみては。干ししいたけを5~6枚、水300cc、それに氷砂糖を2~3個加え、弱火で加熱して半量になるまで煎じます。これを熱いうちに飲みましょう。身体の中から温まり、発汗が促され、熱が下がってきます。またせきも止まりますので、ちょっと風邪っぽいな、と思ったら煎じ液を飲んでみてください。

痔に効くしいたけ粉末
 ふりかけは簡単ですぐに食べられるところが便利ですが、ふりかけではなく、単に粉末にしておくとなにかと重宝です。特に痔のためには粉末が功を奏するようです。干ししいたけを加熱して湿気を除き、それをミキサー、すり鉢、おろし金などで粉末にするのです。
 この粉末を1回小さじ1杯ほどをお湯と一緒に、薬を飲むようにして飲みましょう。おなかのすいているときのほうが効き目がいいもの。飲むのは一日2回くらいを目安にします。

不眠には手作りのしいたけ酒を
 ビタミンD効果は骨を丈夫にするだけではないのです。神経を落ち着かせる、イライラを静めるといった作用もあるのです。不眠やイライラにはしいたけ酒がおすすめです。すぐに出来ますから、眠れないときにどうぞ。生しいたけをさっとあぶり、湯のみに入れ、そこにお欄したお酒を注ぎます。お酒ですから大体柵ccくらいが目安ですが、飲めない人は、あぶったしいたけを刻み、そこに熱湯を注いでもいいでしょう。生でも干したのでもどちらでもいいのですが、干ししいたけのほうが効果ありです。

高血圧にしいたけふりかけを
 しいたけが動脈硬化、高血圧症に効果があることはよく知られています。研究によると、毎日とり続けると、1週間でコレステロール値が下がったとのことです。生でも、干したのいずれでもいいのですが、干ししいたけの場合は一日9gと少ないので簡単です。といっても毎日食べ続けるには工夫がいりますから、一方法としてふりかけにしてはいかがでしょうか。干ししいたけの汚れをふき取ってきれいにし、鍋の中でちょっと加熱して湿気を飛ばし、いります。それをミキサーで粉末にするか、すり鉢でくだくか、おろし金でおろします。ごまや塩をほんの少し加えます。

糖尿には即席スープ 
糖尿病には、煮て食べるのがいいのですが、毎日となると大変。そこで即席スープを常食してみては。干ししいたけをできるだけ細かく刻み、茶碗に入れて、あっあっのお湯を注ぎ、よくかき混ぜてしばらくおき出来上り。毎日飲むように。

干ししいたけをもう一度干す
 いまの干ししいたけは、電気乾燥していますから、ビタミンD含有も少ないのです。干ししいたけを購入したら、晴天で太陽がのぞいている日に、一日干しておきます。これでビタミンDも豊富になり、より効果的でしょう。
 干ししいたけを使うときですが、充分にもどすのがコツ。もどし方が足りないと、グアニル酸がうまく作られないからです。でも反対に、あまり長く水につけておいても、しいたけそのものの味が失われてしまうことに。そこで、砂糖を少量加えたぬるま湯につけると、早くもどり、うまみも逃がしません。お試しください。

ごまの栄養価 効能

11月 29th, 2008

 ごまの利用は古く、平安時代には主に寺院などでごまから油をしぼり、それを傷の手当てなどの薬用に使っていたことが知られています。その後、精進料理などに食用として使われたということです。そういえば、大きなお寺の門前のおみやげ屋さんにごまが売られているのを見かけますが、このような歴史があったというわけです。

 ごまの原産地はインド、エジプトとか。ペルシアの商人によって中国に伝えられ、それから日本へと、奈良時代に渡ってきたようです。

主な成分は資質、たんぱく質、カルシウムが特徴的です。脂質は全体の半分以上を占めて、内容のほとんどが不飽和脂肪酸です。ですから、コレステロールの排泄を促したり、血中脂質の割合を調節したり、動脈硬化を防ぐ薬効を持ちます。

 蛋白質は必須アミノ酸を含む良質のもので、大豆と同じように、滋養強壮の役割を果たすことができます。カルシウムは蛋白質とともに存在しますから吸収率がよく、ストレスなどを防ぐのに働きます。他にビタミンB群、リン、鉄分を含み、まさに健康維持の代表的食べ物といってもいいでしょう。

動脈硬化にごま料理
 ごまに含まれる脂質をとることにより、結果として動脈硬化防止につながるわけですから、大いに食べるようにしたいものです。
 ごま料理といえば、ごまあえが主なものですが、いんげんのごまみそあえ、きゅうりとしいたけのごまあえ、ほうれん草のごまびたしといったものはすぐに作れて、簡単ですから覚えておきたいもの。

やけど、切り傷にごま油
 ほんの軽いやけどにはごま油で手当てします。水で充分に冷やしたうえで、ごま油を塗っておきます。ごまには消炎作用もありますから、炎症を抑え、化膿も防ぎます。ただし、ほんの軽い場合で、ひどいときにはこれでは効果がないでしょう。
 また、切り傷にも水で洗ったあと、ごま油を塗っておきます。油の作用で外気と遮断され、雑菌の影響を受けず、早めに治ってくるはずです。塗ってそのまま、というのではなく、翌日には新しいごま油を塗り替えることを忘れないようにしましょう。

抜け毛予防にごま油マッサージ
 ごまにはビタミンEも含まれていますから、常に食べていると肌のつやがよくなり、若々しさも保てるわけです。特に髪のつやには効果が大きいものです。
 盃l杯ほどのごま油と塩を混ぜ合わせ、それを頭皮にすり込んでマッサージします。そのあと蒸しタオルに包んでから、洗髪するようにします。これを繰り返していると抜け毛や白髪の予防になります。

大豆の栄養価 効能

11月 28th, 2008

 食卓に頻繁に登場する食べ物、豆腐、納豆、おから、しょうゆ、みそ、豆乳といったものの原料が大豆です。大豆から作られたものはよく食べるけれど、大豆そのものはあまり食べることがない、という人は多いのではないでしょうか。加工食品を食べていれば、間接的に大豆を摂取することにはなるわけですが、できれば、たまには豆の王様、大豆も食べるようにしたいものです。

 その理由は、もちろん大豆の持つ栄養成分にあります。大豆の成分は実に豊富です。蛋白質、脂質、糖質、ビタミンB群、E、カルシウム、鉄分、カリウム、少量のサポニンが含まれています。特に 〝畑の肉″ といわれているのは、主成分蛋白質
のアミノ酸の組合せが、動物性蛋白質とよく似ているからなのです。しかも、大豆を加熱したり発酵させることにより、消化酵素の働きを阻害する物質が失われ、反対に消化がよくなり、蛋白質の吸収がぐんとアップすることになります。脂質はその50%が不飽和脂肪酸のリノール酸で、血中コレステロールを低下させる作用のあることがわかっています。また、ビタミン類のBとEは、エネルギー代謝を盛んにして疲労回復に効果があります。特に大豆の種類の中でも黒大豆にはこのビタミンB1が多く含まれています。少量含まれているサポニンも、血中脂質の酸化抑制に働きますから、肝機能の改善や動脈硬化予防に効果があるというわけです。

血圧を下げる酢大豆
 大豆の効用は含有される蛋白質、脂質成分が血中コレステロールを低下させ、老廃物を除き、血管を丈夫にする働きです。それゆえに、高血圧ぎみの人、コレステロール値が高い人などは、つとめて大豆を食べるようにします。
 それには酢大豆が簡単です。大豆を米酢に2日間つけ込み、その後乾燥させたものです。この酢大豆を一目小さじ1~2杯ほど毎日食べ続けるようにします。

風邪のせきとのどに黒豆茶を
 大豆は種皮の色で黄、青、黒と分け、これを大豆の種類としています。薬用には黒大豆が最も効果的です。その黒大豆を使い、風邪のせきや熱に黒豆茶を。
 大豆20gをいり、水謝ccで半量になるまで煎じます。これを一日量として、そのまま、あるいはほうじ茶を適量加えて飲むのです。大豆の解毒作用で熱、せきが治まり、すっきりとします。それに、利尿作用もありますので、むくみなどにも効き目があります。

疲労回復に煎じ液を 大豆に豊富に含まれるビタミンBlとEは、エネルギー代謝を盛んにします。
 大豆10g、小麦のふすま10gを水400ccで半量になるまで煎じ、この煎じ液を飲みます。疲労がたまったり、夏パテしたときにいい方法です。

神経痛などに大豆療法
 神経痛やリューマチに効果的な方法はいろいろありますが、大豆を使うのもいい利用法です。
 大豆カップ1杯をいって焦がしたものを、清酒珊ccほどの中に浸します。数日間浸し、そのあとこして、この清酒を一日60ccずつ飲むのです。大豆の成分が清酒にしみ出して、神経痛やリューマチなどに効果があるというわけです。

整腸効果に納豆
 腸の動きが悪く、おなかがはって苦しいことがあります。特に、腸内で異常発酵が生じているときには、ガスがたまり、苦しいものです。この状態のときは納豆に効き目があります。
 納豆菌には整腸作用がありますので、常に食べていれば腸の動きが活発になります。

胃炎には豆乳を
胃が荒れて痛みを伴うときには、豆乳に水あめを加え、少し温めておなかのすいたときに飲むと、荒れが治まり、痛みもうすらざます。
 牛乳でもいいのですが、蛋白質、脂質などの栄養を考え合わせると、豆乳のほうがより効果的といえましょう。
 豆乳は市販のものもありますが、家庭でも割合簡単に作ることができますから作ってみては。用意するものは、大豆200g、水600ccです。大豆は乾燥して粒がかたく、皮が薄く、実がよく入っているものが適しています。まず、大豆は、水で洗い、
一晩水につけておきます。よくふやけた大豆をジューサーにかけ、それをお鍋に移して火にかけます。沸騰してきたら水を少し加えて、4~5分煮込みます。さらし布の袋でこしてしぼりますが、このしぼり汁が豆乳です。ほんの少量の塩で味をつけて飲みましょう。

煮豆作りには魔法瓶を利用
 者壷を作るには気長がいちばん大切。それには魔法瓶が手軽で面倒いらずです。
 お鍋で一度さっと豆を煮立てておきます。これをゆで汁ごと魔法瓶に移し、口まで熱湯を注いで、栓をして5~7時間ほどおきます。これで煮豆が出来上がるのですから、簡単です。

家具掃除におから袋
 家具の光沢がなくなったら、ワックスや家具油を使うよりおからが一番。
 不織布の袋におからを入れ、これで家具や床を磨きます。おからに含まれる油分が光沢を出してくれるわけです。

ぎんなんの栄養価 効能

11月 26th, 2008

 いちょうの実、ぎんなん。茶碗蒸し、鍋料理に使われていますが、原産地中国では、生きている化石と呼ばれているそうです。それほど昔のままの姿で生き続けているというわけです。強い生命力にあやかりたい、と中国では結婚式の目に新郎新婦にぎんなんを食べさせる習慣があるとか。子孫繁栄の願いを込めているのでしょう。

 主成分は澱粉、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンA、C、カルシウム、リン、カリウム、鉄分などで、昔から強壮、強精の薬用として使われ、漢方でもせき止めとして、鎮咳剤の〝定喘湯″がぎんなんを用いた薬です。ほかに、夜尿症、喘息に効くことが知られています。

 ぎんなん拾いで手を赤くはらす人がいますが、実にはアルカロイド成分が含まれており、一度にたくさん食べると、吐く、消化不良、呼吸困難といった中毒をおこします。

喘息にはきんなんの水煮
 ぎんなんに含まれるほんの少量の青酸配糖体に薬効があります。気管支炎や暗息には、ぎんなん10~20gをよくいって殻を除き、これを水煮したものにはちみつを加えて食べます。毎日食べていると、せきが治まってきます。

夜尿症にはいったぎんなん
 子供の夜尿症、大人でも糖尿の人に。毎日、5~7粒ほどいって食べるだけ。少しずつ改善されていくはずです。ただし、子供には5粒以上食べさせないように。中毒をおこすといけませんから。

とうがらしの栄養価 効能

11月 25th, 2008

 たかのつめがとうがらしの代表種と思っていましたので、このとうがらしが中南米原産と知らされても、ピンときませんでした。隣国の朝鮮料理やタイ料理などの、あの辛さを想像し、中国あるいはインド原産と、勝手に思い込んでいたのかもしれません。

 中南米、メキシコでは7000年前の遺跡からも出土されているとのことですから、香辛料の中でも古いものといえるわけです。15世紀末に、コロンブスによりヨーロッパに伝えられ、それから香辛料として、タバスコ、カイエンヌペッパー、七味とうがらしなど世界中の香辛料の原料に使用されるようになりました。

 とうがらしの成分は、カブサイシン、カロチノイド色素が主なもので、種や果皮に多く含まれています。特にカブサイシンにはかび止め作用があります。とうがらしの薬効としては、身体を温める作用が代表的です。この作用により、冷え、肩凝り、しもやけにも効果ありというわけです。また、食欲増進効果もあります。

足が冷えるときには
とうがらしには身体を温める薬効がありますから、足が冷たいときには靴の中に入れておくと、血行をよくし、足元が温まり、冷えも感じなくなります。つまり、いまの簡易カイロの代用とでもいえるものです。

屑凝り、冷えにとうがらし湯
 冷えからくるさまざまな影響には、とうがらし湯が効果的です。
 とうがらし5~10個を刻んで布袋に入れ、それをお風呂に浸します。このお風呂にゆっくりとつかれば、血行がよくなり、肩凝り、冷え、しもやけも少しずつよくなっていきます。ただ、皮膚に刺激がありますから、弱い人は控えめにすることです。
 また、ひび、あかざれは、洗面器にとうがらし湯を作り、少し冷めてから手や足を浸します。毎晩行なうと、症状が回復してきます。

風邪にとうがらしがゆ
 とうがらしが入ったおかゆを炊き、熱いうちに食べると、身体の中から温まり、発汗が促され、熱が下がり、すっきりとしてきます。

食欲不振にとうがらし料理
 とうがらしは胃を刺激し、食欲を増進する薬効がありますから、食欲のないときにはとうがらし料理がおすすめです。
 焼き肉などは効果的です。豚肉100gを細切りにし、とうがらし5gを加えていためたものなどですが、酢豚、きゅうりの皮いためなどの中国料理風でもいいでしょう。

関節炎にはとうがらし湿布
 冷えや湿気で痛む関節炎にもとうがらしが効きます。
 大根にとうがらしを詰めて、約20cmほどをおろし金でおろします。このもみじおろしを少し絞ってガーゼに広げ、そのまま痛む関節部分に湿布します。大根が熱を冷まし、痛みも和らぐでしょう。乾いたら再びはり替えます。

パセリの栄養価 効能

11月 24th, 2008

パセリには、カロチン、ビタミンCが著しく多く、カロチンはにんじんに匹敵しますし、ビタミンCもトップレベルです。また、不足しが
ちなカルシウム、鉄分も豊富ですから、まさに薬用植物の名にふさわしい野菜です。それゆえに効用もいろいろあります。

 貧血、食欲増進、疲労回復、口臭消し、虫刺さいに食べたとき、飾りではないことを知りました。れなどです。香りが強い′ので多くはは食べられないかもしれませんが、常備野菜として台所には欠かさないようにしたいものです。

貧血解消にパセリジュース
 鉄分豊富なパセリは、貧血ぎみの人には最適野菜。毎日少しずつ食べたいものですが、手軽な食べ方としてはジュースにすること。でも、パセリだけのジュースでは、とても香りが強くて飲めないという人もいるはず。それには、パセリ2~3茎にりんごを好みで加えると、香りがほどよくなり、飲みやすくなります。貧血解消には毎日飲むようにして。

疲れ、食欲不振にパセリ酒
 パセリの精油成分が、疲労回復、食欲増進に効き目があります。手軽で、香りのいいパセリ酒で疲労を回復させましょう。専用容器があれば2週間ほどでパセリ酒の出来上りです。専用容器とは耐熱ガラス容器で電子レンジ加熱が可能なボトルです。専用容器がなくても、紅茶やコーヒーポットで代用できます。
 パセリ25gを洗って水分をふき取り、砂糖75g、ホワイトリカー450ccを加えて、電子レンジで4分ほど加熱し、そのまま冷まし、温度変化の少ない場所でねかせます。1週間ほどでパセリを取り出し、もう1週間ねかせて出来上りです。疲れたり、食欲のないとき、30ccほど、飲みます。冷蔵庫に入れておくと割合長もちさせることができます。

虫刺されにつぶしてすり込む
 蚊に刺されたときは、パセリの葉をすりつぶしたものを、刺されたところによくすり込みます。
不思議にかゆみや痛みが治まるようです。

はしかの発疹促進に
 はしかにかかると発疹症状になるのが一般的ですが、なかなか発疹が促されないのも困りものです。こんなときには、促進させるために、パセリの煎じ液で温湿布するといいでしょう。 パセリ300gを水500ccで半量まで煎じ、熱いうちに温湿布し、あとタオルでふいて乾かします。

なぜ肉料理のつけ合せに 肉料理のつけ合せに添えられるパセリは、精油成分が口臭消しの役目を果たしてくれます。また、口の中がさっぱりします。残さずに、最後にかむようにするといいでしょう。

パセリ保存法
 茎を水きりし、水を入れたコップにさし、このとき水にお酒を1~2滴たらします。アルコール分が水の雑菌繁殖を防ぎます。その上から穴あきポリ袋をかぶせて冷蔵庫で保存します。

自家製のパセリローションを パセリ5茎の葉をかぶるくらいの水で10分ほど煮て、これをガーゼでこします。この液がローシヨンになるというわけです。でも、あまり日もちはしません。アトピー性皮膚炎になりやすい人は使わないことです。

緑をインテリアに
 緑の少なくなる秋から冬にかけては、インテリアの楽しみも味わいたいもの。パセリの縁はうってつけです。
 ちょっと大きめの器に、水とお酒1~2滴を入れ、そこに茎から切り離した葉を浮かべてみましょう。変わった緑が楽しめるのでは?